007 水夫・船員
※見終わったらブラウザを閉じて下さい。
| <水夫> 久しぶりに訪れた港町を歩きながら、彼はため息をつく。 以前に酒場で出会った恋しい娘は、とうの昔に彼を忘れて 別の男の許に嫁いだという噂だ。 1年も空ければ当然か……。 船旅の最中に微笑んでくれた女神はここにはいないらしい。 小粋な赤い水夫帽も陸の上では心なしか色褪せてしまう。 |
![]() |
![]() |
|
「喧嘩だ、喧嘩だ!!」 前方の人垣からそんな声がした。反射的に彼は走り出す。 荒事好みは天性の物。失恋の痛手など頭からすっ飛ばし、 人垣の中へと入っていった。 彼は陽気な“before the mast”。 |
|
Copyright(C)1998-2006 NYAN-NYAKO LAND All rights reserved.