PZ:動物園を作る04
この記事はPCゲーム「Planet Zoo」のサンドボックス・モードでのプレイ画像です。
大前提などはシリーズ最初の投稿に書いておりますので、ご興味ある方はご覧ください。
前記事までで3つのアジア動物の飼育エリアを作成しました。
今回もアジアの生物をお迎えしていきます。
まずはこちら。
インドゾウです。
池で泳いでくれてるのが嬉しい。
モウコノウマの並びなので、こちらも汽車のレールの下をハードシェルター代わりにしています。
日本の動物園にいるアジアゾウの大半は「インドゾウ」です。でも近年は高齢化→死亡でゾウのいない動物園も増えてきました。
ゾウは長寿ですが生まれる子供は一度に一頭、一生のうちに出産する数も大体三頭と言われています。そして育つまでも数年かかる。アフリカでもインドでも乱獲・密輸・環境破壊などでゾウの個体数が減っている事もあり、動物園にいる子たちが死んでしまっても次の子を迎い入れる事が難しくなっています。
しかもゾウの繁殖は難しい。日本で一番上手くインドゾウを繁殖しているのは「市原ゾウの国」でしょう。以前兵庫県神戸市の王子動物園のマックとズゼの間に過去2回赤ちゃんが生まれたのですが、どちらも数か月で死亡。マックとズゼの子供で生き延びたのは一頭、市原ゾウの国の助けを借りて出産しプーリー(市原のゾウさん)が代理母として育てた結希だけです。この子は今も市原ゾウの国で暮らしています。
この記事を書いている2023年3月、上野動物園には134年の飼育で初めて生まれたインドゾウの子供がおり、多摩動物公園には69歳という日本一長老なインドゾウがいます。どちらも元気で過ごして欲しいです。(東京・千葉の近隣の方々がちょっとうらやましい^^;)
観察の場所にはこんな感じでインド風の屋根をつけてみました。普通のガラス塀では強度が足らず割られてしまうので、透明の壁を使って前に岩を並べています。
インドゾウのお向かいはこちら。
大きめの温室。温室の壁の内側を透明柵で囲っています。
中にいるのはインドクジャクです。
中にお客さんが入れるタイプのエリアにしました。もう少し植物多くして温室らしくしたかったんですが、クジャクが入り込むと探しにくいので^^;
クジャクさんは増える数が多め。群れの上限数をオーバーしたり、近親交配を避けるためにチェックした方が良いかなぁと思いまして。
エリアの前には飲食店とトイレを作りました。左のピクニックテーブルは使われていないのでそのうち撤去する予定^^;
お店と反対側に置いた噴水はワークショップでお借りしてきました。
クジャクの通路を挟んだお向かい、ニホンザルの後ろに当たる場所にはレッサーパンダさん。
登って遊べる台はデフォルトに入ってたものをそのまま置いています。飲み水に小さな池も設置。
って、肝心のレッサーパンダさんが見えない。
二匹ともお休み中でしたか^^;。このハードシェルターは、結構奥にあるからお客様からは全然見えないような。
と、そこに餌を持った飼育員様のご登場。
颯爽と走って行くパンダたち。
うんうん、ごはんは大事だよね。
レッサーパンダにはニシレッサーパンダとシセンレッサーパンダの二種がいますが、日本の動物園では細かく言及していない所も多いです。でもニシレッサーパンダを飼育しているのは熱川バナナワニ園だけなので、言及されていない場合はシセンレッサーパンダだと思います。
2005年頃に立ち上がるレッサーパンダとしてブームになった千葉市動物公園の風太くんは、この記事を書いている時点で19歳。人間換算で80歳超えだそうです。レッサーパンダの長寿記録はざっと調べたところ24歳(到津の森公園の「楠」2015年死去。享年24歳)でしょうか。風太くんにも出来るだけ長生きして頂きたいです。
この子たちは日本の動物園では結構で見かける生き物なんですが、環境破壊や毛皮・ペット目的の乱獲などで数が減ってしまい野生下では絶滅危惧種になっています。
倫敦付近動物園はここまでで大体下の画像のような感じになっています。
やっとこれだけ^^; まあ焦らずゆっくり作っていきます。